家庭教師と生徒の間に意識のずれも

家庭教師を雇う際には生徒には多かれ少なかれ目標があります。受験で志望校に合格したいとか、授業の内容についていけるようになりたいとか、資格試験に合格したいとか、様々な目標がありますが、それと家庭教師の目指すところに齟齬が生じることがトラブルのもととなることがあります。こういった家庭教師と生徒の間の意識ずれは基本的には家庭教師と生徒の間のコミュニケーション不足か、家庭教師側の目的意識が強すぎることが原因となります。コミュニケーション不足の場合には、ただ授業をしているだけではなくて、これからどうしたいのかとか今どんな不安があるのかとか、そういった会話を成立させる時間が必要です。授業時間の合間に休憩時間をとって、そういった会話をもつ機会を設けるとだんだんと意識ずれが解消されていくことでしょう。一方で、家庭教師側に問題がある際には解決が難しいところがあります。特に個人契約である場合には教師から見れば契約先を探すのが困難な道を選んでいることになり、家庭教師側に個人契約であることになにがしかの理由があるからです。それが給料が良いとか、大手企業の規定に縛られなくてよいという考えのときもありますが、個人契約で仕事をして生計を立てていきたいと考えている場合もあります。特に生計を立てたいと考えていた場合には、実績を残していかなければ次の契約先を見つけることが難しくなってしまいます。受験産業の争いに負けないためには少しでもよい学校に入ってもらったり、資格を取得してもらったりしなければならないと考えてしまいます。そのため、例えば、生徒の志望校が決まっているのに、それよりも偏差値の高い学校や人気の高い学校を選ばせてその学校に向けた受験勉強をさせようとしてしまうようなことが起こります。これが家庭教師と生徒の間の意識ずれにつながるのです。こういった場合には率直に指摘してしまうしか手だてはなく、それで改善されないのであれば別の人を捜した方が生徒のためになるでしょう。

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